●福石●
「福徳招来の守り神」という記述があるが、それ以上の説明は見当たらない...

●手水のつかいかた●
現代において手水のつかいかたを知らぬ人も多い、ここ、葛城神社の手水鉢に懇切丁寧で、しかもロリコンキャラクタ−による「手水マニュアル風アドバタイズメント」があったので紹介しておく、しかし、たかが手水のつかいかたを説明するだけとはいえ、このイラストのディティ−ルはしっかりしすぎている。少女の髪の束ね方、コスチュ−ム、ソックスのチェリ−のポイントなど...思わず足を止めた...。よほど作者のパラノイアックな意図がなければここまで描くまい。ちなみに水が凍結しているので手水は使えない。

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●葛城神社●
ここで、ニ礼ニ拍手一礼す。その瞬時にして頭の中は真空になり、日頃のイライラ、モヤモヤ、カリカリも飛んでしまう。ふつう下界の神社に参拝すれば、手を合わせるたびにせちがらく「祈願」「現世利益」のことばかりを頼まねば損のように考えてしまうが、ここでは雑念は微塵も湧いてこない。まさに「神霊の域」、しかも、その後の気分爽快なことは極まりない。いにしえの修験者が山中にこもり、清浄な空気のもとで修行する意味が解せる思いがする。

●夫婦杉●
伊勢の夫婦岩といい. 和歌山の夫婦滝といい、とかく日本人は相対する自然物を和合信仰の対象に崇める癖がある。夫婦杉はいわゆるY字型の「相生樹」であるが、″真言密教と金属文化史(東方出版刊)の中で、柚木伸一氏によれば、「相生樹」や株を別として幹で繋がる「連里木」が、古い神社仏閣に多く生育する奇妙さを、その周辺の地中に含まれるイオン、あるいは鉱物質が発する波動に原因があるのではないかということに論及し、昔の神社仏閣が、古代の金属文化の何らかの拠点であったことを示唆する論説を述べておられる。なにはともあれ、見上げれば原始の世界に迷い込んだような巨木の姿。
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